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ブランドビジネス ファーストステージ LANCEL ランセル ランセル ジャパン取締役社長 今村真也 設立1年目を迎えたランセル ジャパンの今村です。日本マーケットで成功をおさめるために、ブランドビジネスのファーストステージでは、 どのような協働が行われているのか。ほんの一部ではありますが、私の最近の活動を通してご紹介しましょう。

今村 真也 (いまむら しんや)
1997年住友商事入社。鉄鋼ビジネスを経て、2002年より現在のブランド事業部に所属。
米国発のブランド「エディー・バウアー」(現在は、住友商事との協業はなし)にて、マーケティング、マーチャンダイジングを経て、2008年ランセル ジャパン取締役副社長就任、2009年12月よりランセル ジャパン取締役社長。

ランセルジャパンについて

ランセル ジャパンは、住友商事が7割、リシュモンジャパンが3割出資しています。住友商事は日本国内で展開してきた小売り・ブランド事業のノウハウと国内市場に関する幅広い知識を提供。一方、リシュモングループは伝統と格式を備えた複数のブランドを全世界で展開しており、そのブランド展開ノウハウを提供。両社がパリのランセル本社と協力して、この共同事業を成功させていきます。

1876年に生まれ、高級革製品のブランドとして130年以上の歴史を持つランセル。パリの本店はオペラ座の前にあります。約1年にわたる数々の協議の末、ブランドにとって重要な日本マーケットの開拓のためのパートナーとして、住友商事が選ばれたことは嬉しいことです。その信頼にこたえるためには、短期間に効率的に「新生ランセル」を日本に根付かせねばなりません。

フランス国内でも愛されているブランド、ランセル。ブランドアンバサダーとして世界的な女優イザベル・アジャーニを起用し、「French legerete(軽快できどらない魅力)」を具現化しています。革新的で卓越した品質に加え、商品ラインナップも若々しくモダンなデザインに新しくなり、ますます人気を博しています。

2009/12/1 UP

写真(パリでの出張打ち合わせ中)

パリ出張打ち合わせ中
日本市場に出す商品についてフランス本国と緊急に話し合う必要があり、急遽、パリ滞在2日のみの弾丸出張中。 本国には本国の事情があることはわかりますが、こちらとしても絶対譲れないところ。スタッフと英語で丁々発止のやりとりが続きましたが、 最終的にはこちらの主張が100%受け入れられ、とりあえずほっとしました。

写真(本国スタッフ打ち合わせ風景)

本国スタッフ打ち合わせ風景
日本マーケットを考えて、ランセル ジャパンからの発案で商品化された、日本向け限定バッグがこれまでの1年間ですでに5点。 ベースとなる商品があるとはいえ、発案から2カ月で商品化される機動性はありがたい。本国のマーチャンダイザーやデザイナーと 直接やりとりできるのが何よりです。

写真(日本店の路面店オープン)

日本店の路面店オープン
六本木ヒルズに初の路面店をオープン。レセプションパーティには300人を超える招待客が集まり、新生ランセルの魅力を体感していただけました。 この場所に路面店を開くことについては時期尚早なのではないかという議論もありましたが、やるべきだという信念に基づいて検証を重ね、実現させました。 ビジネスとしての冷静なジャッジとともに、熱い情熱を持ち、腹をくくって取り組むことが必要だと思います。

写真(六本木の店内でスタッフたちと)

六本木の店内でスタッフたちと
日本でのランセルのターゲット顧客層の認知度は80%とかなり高い数字を示しています。しかし、これが逆に今後の日本市場開拓の課題に。 実は認知されているのは15年位前のライセンス商品からの印象で、本来このブランドがもつ魅力とはかけ離れたもの。 新しいランセルの魅力を知っていただくためにも、お客様と直接接点を持つ店舗のスタッフの役割は重要です。

写真(デパートでの催事準備中)

デパートでの催事準備中
2010年以降の地域出店をにらみ、全国主要百貨店での販売や期間限定イベントも積極的に行っています。 幅広い層にランセルの良さを知っていただく大切な機会ですから、手にとっていただきやすい価格設定の商品や、限定企画の商品などを揃えるなど、 準備にも熱が入ります。

ランセル ジャパンにとっては、住友商事、リシュモン ジャパン、本国ランセルと3人の親がいるようなもの。みんなランセル ジャパンの成功を心から願ってくれていますが、方法論のアドバイスはそれぞれ。ランセル ジャパン自身が意志をもってベストな選択をしていかなければなりません。自律しながら、3人の親たちとよいコミュニケーションをもっていくことが大事だと肝に銘じています。
肩書きや責任重大なポジションを意識して、格好を付けたり、小さくまとまらないよう心掛けています。守り過ぎて何もしないで結果を後悔するよりは、「失敗を恐れずチャレンジ」が基本です。大胆にがんばります。